地球木工

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お祭りと消防団と

自分の住んでる集落では毎年8月1日に八朔祭りというのがある。鏡神社というところで午前中は神事を行い、昼ぐらいから食べ物を振る舞ったり、小学生の発表があったり、魚のつかみ取りがあったりするお祭りだ。

これらの準備から当日の裏方、撤収まで基本的に消防団の人たちが行うことになっている。自分はまだ消防団に入団はしていないが、話は聞いていて入るつもりでいた。事前に団長さんが来てくれて準備があるので手伝ってほしいということで快諾した。

引っ越してきてから家のすぐ近所に年が近い方が一人いたのだけどその人ぐらいにしか若者にあったことがなくて、前日の準備に行く前は他の同年代の人たちと会えるということでワクワクしてたし少し緊張もあった。

そして当日行ってみると緊張はすぐになくなった。最初は全員気さくというわけでもないけれどだんだんと話しかけてくれたりしてきて、時間が経つと自然と輪の中に入れた感じだった。馬鹿話をする人も居れば黙々と仕事をする人もいる。変な上下関係もなくてみんなマイペースで仕事をし、適度に休み、だけどそれぞれがやるべきことをわかっていてちゃんとこなす。そして自分にも気を使ってくれる。同年代の人たちがこんなに近くに沢山いるなんてとてもワクワクした。

何度も引っ越しは経験しているけどこんな感じは初めてかもしれない。いや、高校の頃、放課後友達となにするでもなく集まってるのが楽しくて仕方なかった、そんな感覚に近いのかもしれない。34にして高校生の感覚が戻ってきた(笑

話をしていると、今は別なところに住んでいるけど地元がここなのでここの消防団に入っているって人も何人かいて、地元愛を感じた。この場所が好きなんだなって理由がこの祭り期間で少しわかった気がする。純粋に楽しんでるのがいいな〜。

この短い期間でみんなのことを知ることはできないのでこれから話しして知っていきたい。純粋にもっと話がしたいなーと思った。方言はなかなかわからないけど(笑

祭りの途中では突然家族が舞台に呼ばれ自己紹介をすることになったのだけれど、珍しく酔っ払っていたせいかペラペラ喋った(笑 でもお年寄りの方々も暖かく見守ってくれて舞台を降りたあとも色々と声をかけてくれてすごく嬉しかった。

都会を否定はしないけど、都会にいるより友人がたくさんできそう。多分都会に住んでた時よりここにきてここの人と会って自分がかわってきたのかなーなんて考えたりもした。

すごく楽しかった。秋から消防団入れそうです。